サボテンの気持ち

とある当事者のメモ帳。たまに日常。

たまには開き直ることも大事かもしれません

「どうしてあの時、できなかったのか」

「もし仕事を続けられていたら」

「もう少し頑張れたのではないか」

「病気にさえならなければ」

 

 

など、私には自分の中で後悔しても悔やみきれないことがありました。ずっとそのことに執着してしまうことが多かったです。

後悔に執着していると言うことは諦められないという事で、その事実を受け入れられていないことになります。

 

私の中ではそれらに執着することをやめるのを「受け入れること」や「諦めること」だと思っています。

思い切った言い方をすれば「開き直る」でしょうか。

 

でも、実際には開き直ることは勇気が要りますよね?

それはその事に対して向き合ってきた気持ちが大きければ大きいほど難しくなると思います。

 

 

私の時みたいに時間が解決してくれることもありますが、悩んでいる時期はずっとモヤモヤが続いて辛いです。

どうしても期待してしまうこともあります。

 

 

しかしある日、私に転機が訪れます。

その日私はいつまで悩んでいても前には進めないと思い、新しい目標を探すことにしました。

 

すると興味がわくようなことがいくつか見つかりました。久しぶりに「全力で勉強してみたい」「もっと上手に出来るようになるかもしれない」「新しい趣味が見つかるかもしれない」など光が見えた気がしました。

 

私が新しい目標を探してみようと思ったのは多分、色々あってから時間が経っていたからかもしれません。

もちろん、落ち込んだり後悔していてどん底にいる時には行動できないと思います。

それに年齢的に難しくなってくることも色々あって、あぁ私にはきっと向いてなかったのだなぁと思うようになりました。

 

私も体験してみてわかったのですが、自分自身を受け入れて開き直るって難しいですね。どこかで「私なら出来るかもしれない」と言う期待が捨てきれませんでした。

 

でもいざ開き直ってみると踏ん切りがついた感じがしてスッキリしました。何と言っていいのかよくわかりませんが、学生時代の部活をやりきって引退した時の気持ちと似てます。

自分の中で「やりきった!」と思えたことも大きかったかもしれません。

 

もちろんたまにはまたモヤモヤが再来して、しばらくセンチメンタルになる日も来るでしょう。

 

きっとその時には、今私が頑張っている新しい目標たちが心の支えになってくれたら良いなと思っています。