サボテンの気持ち

とある統合失調症当事者のメモ帳。たまに日常。

私が統合失調症になって感じていること

久しぶりの更新です。

 

今回は私が統合失調症になって感じていることを書こうと思います。それは陽性症状が落ち着いて退院してから最近まで感じていることです。

 

まず、大きな問題として「生活のしづらさ」があります。自分の記憶力や集中力が低下したと感じることが増えました。他にも計画的に行動することや人とのコミュニケーションが苦手になりました。具体的にいうと、お買い物で「ニンジン買ってきて!」と言われてもそれだけでは分からないのです。今までなら『次に買い物に行くまでにこれくらいの数のニンジンを使うだろう』と予測することが出来ていたのですが、そういう事を考えることがが出来なくなる時があります。

とても細かいことですよね。しかし、こう言った細かいことが出来なくなるととても生活がしづらくなるのです。

その他にも、コミュニケーションが苦手になるとメッセージのやり取りや日常会話が難しくなります。メッセージで一言送信するだけでも『本当にこれで良いのか?』と気になり始めたらなかなか送れません。時にはメッセージを送ろうとするだけで動悸まで出てくることがあります。

 

このように苦手になったことや出来なくなったことが増え、生活のしづらさを感じるようになりました。生活のしづらさを感じつつも何故か分からずに居ました。

実はつい最近までは私自身でも出来なくなったことに気づかずに、『なんだか変だなぁ』ぐらいにしか思っていなかったのです。

その違和感が大きくなったきっかけは母からの「ニンジン買ってきて」と言う言葉でした。『ただ、ニンジンを買ってくる』だけのはずなのにとても難しく感じたのです。そこでやっと私は『具体的に言われないと分からない』ことに気付きました。

 

その事に気付いてから私は予防策としていくつかの行動に出ました。まず、主治医の先生に「具体的に言われないと理解できない」 「生活がしづらくて違和感を感じる」と伝えました。

家族にも「話すときは具体的に言って欲しい」と伝え、分からなかったらその場ですぐに質問をするようにしました。その場で質問出来なかった場合はメモをして忘れないように残すようにしたりと工夫するようになりました。

 

他にもやるべき事を忘れてしまって注意を受ける事が多くなったので、『やることリスト』を紙に書き出したりするようになりました。やることリストを書き出しても、色々な症状が出て動く事が出来なかったりと課題はまだまだあります。

この課題についてはこれからも向き合っていかなければなりません。

 

このように私は手探り状態で統合失調症と向き合っています。私自身が統合失調症について理解するために本を読んだり、どんな症状があるのかなど調べるようになりました。私が読んでわかりやすかった本は家族にも読んでもらったりしてます。私の家族は理解がある方なので嫌な顔ひとつせずに本を読んでくれました。ほかにも毎年、家族教室などに参加してくれています。

 

統合失調症になってから出来なくなった事が増えましたが、出来る事も増えました。それは『出来ないことは出来ない』と言えることや『周りに助けを求める』こと、他には『人に感謝する』ことです。

投げ出したい時もありますが、『一生付き合っていかなければならない病気になってしまったからにはそれも私の一部だと考えよう』と思えるようにもなりました。

 

ここまで前向きになるのにはもちろん時間がかかりました。時にはネガティヴになってくよくよする事もありますが、これからも頑張っていこうと思います。